不動産の売却前にリノベーションをするべき?費用や期間について解説

不動産の売却前にリノベーションをするべき?費用や期間について解説

この記事のハイライト
●リノベーションとは、建物について大規模な改修を行い、従来の建物とは違う新たな付加価値を付け加える工事のこと
●不動産売却時のリノベーションは優先順位をつけておこなうのが費用を抑えるコツ
●フルリノベーションの工事期間は中古マンションで6~7カ月、一戸建てで5.5~8カ月が目安

不動産のリノベーションを考えるときに、リフォームとの違いやかかる費用の相場、工事期間はどれくらいなのかについて悩む人も多いでしょう。
そこで今回は、台東区 葛飾区 江戸川区 江東区 荒川区 足立区 北区 城東・城北を中心に23区エリアの方に、不動産のリノベーションとはなにか、費用や期間について解説します。

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却時のリノベーションとは?リフォームとの違いについて

不動産売却時のリノベーションとは?リフォームとの違いについて

リノベーションとは、建物について大規模な改修を行い、従来の建物とは違う新たな付加価値を付け加える工事のことです。
大規模な改修には、専有部分のガス・電気・給排水から天井・壁・床の下地までを含みます。
例えば、室内をすべて解体して行うフルリノベーション・スケルトンリノベーションなどです。
床下の配線や配管をすべて新しくします。
リフォームは、一般的な修繕や原状回復工事を言います。
実は、リフォームとリノベーションに明確な違いはありません。
リノベーションはリフォームよりも、設備や間取りを刷新する意味合いが強くなります。
中古物件のどこを修繕し再生するか、という観点で行われるのがリフォーム。
一方で設備をIT対応にして最新化する、間取りを変更する、外観のデザインを変えてしまうなど。
買主のライフスタイルに合わせて、家の機能・価値を再生するのがリノベーションとイメージしてもらえばよいでしょう。

リノベーションを自分で行うメリット・デメリット

中古物件のリノベーションを考える時に、物件を購入してあとから自分でリノベーションする方法と、リノベーション済みの中古物件を購入する方法があります。
あとから自分でリノベーションするメリットは、自分好みの間取りや設備にすることができることです。
また、自分で後からリノベーションをおこなったほうが、リノベーション済み中古物件を買うよりも費用が安くなる傾向にあります。
デメリットは購入後にリノベーションの計画立案・工事期間が必要になるので、購入後すぐに入居できないことです。

リノベーション済み中古物件のメリット・デメリット

リノベーション済み中古物件のメリットは、新築同様の設備や内装が備わっていて、自分で選ばなくて良い点です。
売主の不動産会社のアフターサービスが付いてきます。
購入後、すぐに入居できる点もメリットです。
デメリットとしては、不動産会社による買取再販のリノベーション物件の場合、建物に消費税がかかります。
個人から中古物件を購入してリノベーションする場合は、建物に消費税はかからず、リノベーション費用のみにかかります。
リノベーション済み物件の場合、見た目が綺麗でも建物自体の築年数が古い場合は、ガス・水道・電気などの給排水設備が問題なく使えるかどうかしっかり確認しましょう。

この記事も読まれています|家を売却する際の「ホームステージング」とは?メリットや費用をご紹介

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却時のリノベーション費用の相場は?

不動産売却時のリノベーション費用の相場は?

不動産売却時のリノベーションの費用は、マンションと一戸建てで費用が変わります。
マンションのリノベーションの場合、10万円~17万円/㎡が目安です。
高額な設備・建材にこだわり、大規模な間取りの変更をおこなう場合は、25万円/㎡近くになることも。
マンションの場合、階高によってもコストが変わります。
一戸建ての場合、立地が狭い、前面道路の幅員が狭くて工事車両が入りにくい場合、工事日数が長くなってコスト高になります。
一戸建てのリノベーション費用の相場は、25万円/㎡前後。
総じてマンションよりも高くなりがちです。
外壁、屋根の修繕、耐震補強工事の有無によっても、リノベーション費用は大きく変わります。

不動産売却時のリノベーション費用を抑えるコツ

大規模な間取り変更は工事費がかさむので、理想に近い間取りの中古物件、間取り変更工事がしやすい物件を選ぶのがコツです。
必要な部屋数が少ないのなら、はじめから仕切りの少ない間取りの中古物件を選びましょう。
仕切りの解体工事は費用がかさむからです。
水回りのリノベーションは、配管の移動が少なくなるようなレイアウトの工事をするのがポイントです。
配管移動は工事費があがるからです。
古い中古物件の場合、浴室のサイズが小さい場合もあるので、購入権当時にサイズに問題がないかチェックしておきましょう。
家具や建具工事は、DIYでコストを抑えることもできます。

不動産売却時のリノベーションは優先順位をつけて

不動産売却時に行うリノベーション工事は予算が限られるので、優先順位をつけておこないましょう。
間取りのリノベーションをおこなう際は、部屋ごとに予算をかける優先順位を付けるのがポイントです。
予算の優先順位が明確だと、全体のリノベーション費用の調整もしやすくなります。
たとえばリビングやダイニングなど、来客や家族が過ごす空間の床材、内装材はコストをかける。
反対にベッドで床が隠れる寝室や、子供が遊ぶことで傷が付きやすい子供部屋の床材、内装材はグレードを下げてコストダウンを図るといった具合です。

この記事も読まれています|家を売却する際の「ホームステージング」とは?メリットや費用をご紹介

\お気軽にご相談ください!/

不動産売却時のリノベーションの工事期間について

不動産売却時のリノベーションの工事期間について

フルリノベーションと部分リノベーションでは工事期間の長さがかなり変わるので、目安となる期間を把握しておきましょう。
中古マンションのフルリノベーションの工事期間は、6~7カ月が目安。
スケルトンリノベーションのような大規模工事の場合、マンションの管理組合、理事会の承認が必要なケースもあります。
フルリノベーションの場合、工事期間中にお盆や正月を含むので、その間は工事ができません。
お盆や正月休み、マンションの理事会の承認までの期間を考慮すると、最大4ヶ月近く工期が伸びることもあります。
部分リノベーションは、ほぼリフォーム工事にちかい内容です。
工事期間の目安は以下の通りです。

  • 浴室工事は2~4日
  • キッチン、トイレの工事で工期は半日~1日
  • 間取りの仕切り壁を新設する場合で、2日~3日
  • 間仕切り壁を撤去して床材を張替える場合は、1週間程度

中古マンションの部分リノベーションの注意点

築年数が経過した中古マンションの場合、ユニットバスや洗面台、キッチンを最新のものに入れ替えても、給排水管そのものの劣化が進行している場合があります。
給排水管の更新時期の目安は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管で15年~30年、水道用亜鉛めっき鋼管の場合で15年~20年です。
ステンレス鋼管なら半永久的に使用可能です。
給排水管の種類によって更新時期を迎えているのなら、水濡れのリスクも考慮して給排水管を含めたフルリノベーションの検討もしましょう。

一戸建てのフルリノベーションの工事期間について

一戸建てのフルリノベーションの工事期間は、木造か鉄骨造かRC造かなど、建物部分の構造によって変わるります。
目安としては5.5~8カ月程が一般的です。
一戸建ての場合、耐震補強などの大掛かりな工事を行うと工期が長くなります。

この記事も読まれています|家を売却する際の「ホームステージング」とは?メリットや費用をご紹介

まとめ

今回は不動産のリノベーションとはなにか、リフォームとの違いや費用・期間についてご説明しました。
リノベーションとは、建物について大規模な改修を行い、従来の建物とは違う新たな付加価値を付け加える工事のことです。
不動産売却時のリノベーションは、優先順位をつけておこなうのが費用を抑えるコツです。
またフルリノベーションの工事期間は、中古マンションで6~7カ月、一戸建てで5.5~8カ月が目安になります。
台東区 葛飾区 江戸川区 江東区 荒川区 足立区 北区 城東・城北を中心に23区エリアで不動産売却をお考えの方は、私たち「富士ショウ」にお気軽にご相談ください。
売却のプロが真摯にサポートいたします。

【関連記事】

リースバックとリバースモーゲージの違いとは?それぞれのメリットも解説

不動産売却後に確定申告は必要?必要書類や期間についても解説!

不動産売却をおこなう際にかかる税金の対策って何があるの?

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

03-5117-3502

営業時間
10:00~19:00
定休日
年末年始

関連記事

不動産売却について

売買物件

売却査定

お問い合わせ