家を売却する際の「ホームステージング」とは?メリットや費用をご紹介

家を売却する際の「ホームステージング」とは?メリットや費用をご紹介

この記事のハイライト
●ホームステージングとは、モデルルームのように室内を演出するサービス
●ホームステージングをすれば、物件の第一印象を良くすることができる
●家具家電のレンタルにかかる費用は、3か月で15万円から30万円程度

家の売却を検討しているなかで、「ホームステージング」という言葉を見たという方もいらっしゃるのではないかと思います。
ホームステージングは、「家を少しでも高く売りたい」「早く売却したい」といった要望を実現するための売却手法の1つです。
今回は、ホームステージングとはどのようなものか、ホームステージングをおこなうメリット、実際にかかる費用についてご紹介します。
東京都の城東・城北エリア(台東区、葛飾区、江戸川区、江東区、荒川区、足立区、北区)で不動産の売却を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

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家の売却で利用される「ホームステージング」とは?

家の売却で利用される「ホームステージング」とは?

まず、ホームステージングとは何か確認しましょう。
ホームステージングとは、家を売却するときに家具や照明、観葉植物などでモデルルームのように室内を演出する売却手法のことをいいます。
室内を素敵な空間に仕上げることで、内覧に訪れた購入希望者に良い印象を与えることができ、スムーズに売却を進めることが可能です。

ホームステージングの効果

家を売却する際、インターネットや新聞チラシなどに、室内や周辺環境の写真を掲載して購入希望者を探します。
写真がなかったり、殺風景な室内写真しか掲載していなかったりすると、購入希望者に興味を持ってもらうことができません。
とくに競合物件が多いエリアでは、いかに他の物件との差別化ができるかということが非常に重要になります。
ホームステージングには、第一印象を良くする効果がありますので、写真映えのする空間を作れば多くの購入検討者の興味を惹きつけることができるでしょう。

ホームステージングはアメリカから始まった

ホームステージングは、1970年代にアメリカから広まった考え方です。
アメリカやヨーロッパでは、以前より中古物件の流通が活発におこなわれているのですが、1970年代ごろから「より高く、より早く中古物件を売る」ことを目的として、この考え方が定着しました。
近年の日本では、新築物件の価格高騰やリフォーム・リノベーションが世間に定着したことを背景に、中古住宅の流通量が増加しています。
中古住宅の流通量は今後も増えていくことが予想されますので、ホームステージングの重要性はますます高まっていくでしょう。

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家を売却するときにホームステージングをおこなうメリット

家を売却するときにホームステージングをおこなうメリット

家を売却する際にわざわざ室内のコーディネートをおこなうことが、面倒だと感じる方も多いかと思います。
しかし、ホームステージングをおこなえば、以下のようなメリットを得ることが可能です。

  • 購入希望者に良い印象を与えることができる
  • 販売期間の短縮につながる
  • 相場よりも高く売れる

ホームステージングにどのようなメリットがあるのか確認していきましょう。

購入希望者に良い印象を与えることができる

ホームステージングをおこなえば、魅力的な室内写真を撮影することができますので、物件広告の段階から多くの方の興味を惹くことができます。
購入希望者が物件写真を見て、「室内がどんよりしている」「管理が行き届いていない」といった印象を抱いてしまうと、検討の対象からも外れてしまうでしょう。
また、内覧に備えてホームステージングをおこなえば、内覧に訪れた方にもより良い印象を与えることができます。
内覧時の第一印象は売却がうまく進むかを大きく左右しますので、室内に足を踏み入れたときの印象が良いかどうかは重要です。
ホームステージングをおこなっていなければ、建物の状態ばかりが目についてしまい、魅力的に感じられないというお客様もいらっしゃるかもしれません。

販売期間の短縮につながる

ホームステージングをした物件を内覧すれば、実際に暮らし始めたときのイメージがしやすくなるでしょう。
そのため、購入するかどうかの意思決定が早くなる傾向があり、売却期間の短縮につながります。
2016年から2017年におこなわれた「第1回ホームステージング実態調査」では、販売期間の短縮がデータとして証明されています。
調査によると、ホームステージングしていない物件が売却されるまでにかかった日数は、平均して約120日です。
それに対し、ホームステージングした物件は平均約40日と、実に3倍もの販売期間の違いが出ています。
なるべく早く売却したいとお考えの方にとっては、ホームステージングは有効な対策であると言えるでしょう。

相場よりも高く売れる

ホームステージングをおこなえば、相場よりも高く売れる可能性が高くなるでしょう。
当たり前のようにホームステージングがおこなわれているアメリカでは、ホームステージングしてから家を売却すれば、通常の売却よりも6%以上高く売れるという調査データも出ています。
上記のデータに照らし合わせると、5,000万円で売れる家が5,300万円程度で売却できるようになりますので、大きな価値があるでしょう。

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家の売却時にホームステージングをおこなう場合の費用

家の売却時にホームステージングをおこなう場合の費用

ホームステージングは、販売期間を短縮しながらも高く売ることができるので、大きなメリットがあると言えるでしょう。
ここで気になることの1つが実際にホームステージングをおこなう場合の費用です。
ホームステージングにはどのくらいの費用がかかるのか相場を把握していきましょう。

居住しながらおこなう場合

ホームステージングは、居住しながら家を売却することも可能です。
ご自身が住みながらおこなう売却では、生活感が出やすく、内覧に訪れた方に良い印象を与えられないということはよくあります。
ホームステージングをおこない、統一された空間を作ることができれば、住みながらの売却が成功する可能性は一段と高くなるでしょう。
居住しながらホームステージングをおこなう場合、専門家(ホームステージャー)からのアドバイスを受けて、所有する家具の配置を変えていくことが基本になります。
室内のコーディネートは、アドバイスに基づきご自身でおこないますので、費用は5万円程度とそれほど高額にはなりません。
ただし、雰囲気づくりのために家具や雑貨を買い揃えようとすれば、その分費用も高くなります。

空き家でおこなう場合

空き家のホームステージングをおこなう場合には、家具や家電、インテリアなどを一から揃えなくてはなりません。
すべて購入するとなれば数十万円から数百万円に及んでしまいますが、家具家電のレンタルをおこなえば、費用を抑えることができるでしょう。
レンタルにかかる費用の相場は、3か月で15万円から30万円程度です。
また、ホームステージャーにインテリア選びから配置までのフルコーディネートを依頼する場合だと、100万円から200万円程度かかることもあるでしょう。

ご自身でおこなえば費用を抑えられる

ホームステージングは、室内を素敵な空間にすることが目的ですので、ご自身でおこなうこともできます。
ここで意識するべきことは、「自分が住みたい家」にするのではなく、「どのような家を買い手が求めているのか」ということです。
ただし、どのようなものを買い手が求めているかということは、家の売却に普段から携わっていなければ、簡単に想像できることではありません。
「ホームステージングをおこないたいが、どのような室内にしていくべきか分からない」とお悩みであれば、不動産会社と相談しながら進めていくことをおすすめします。
弊社でもご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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まとめ

こちらの記事では、ホームステージングとはどのようなものか、ホームステージングをおこなうメリット、実際にかかる費用についてご紹介しました。
「より早く、より高く中古住宅を売る」を目的としてアメリカではじまったホームステージングは、中古住宅の流通量が年々増えている日本でも注目を集める手法の1つです。
販売期間を短縮しつつ高く売ることができますので、家を売却する際には、ぜひ検討してみると良いでしょう。
ただし、ご自身の好みだけでコーディネートを進めてしまうと、買い手のニーズと一致せず、逆に売れなくなってしまうことも考えられます。
ホームステージングを検討する際は、弊社までご相談ください。
富士ショウでは、東京都の城東・城北エリア(台東区、葛飾区、江戸川区、江東区、荒川区、足立区、北区)を中心に、不動産の売却に関するご相談を承っております。
お困りごとがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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